【初心者向け】Windowsでプログラムを自動実行する方法|タスクスケジューラーの使い方を画像付きで解説
✅この記事でわかること
- Windowsタスクスケジューラーの使い方がわかる
- .batファイルなどのプログラムを自動実行する設定方法
- 実際に使える自動化の活用例
- よくあるエラーや質問への対応方法
はじめに|「クリックしないと動かない」を自動化しよう
前回の記事で、指定フォルダ内のファイルを一括削除するバッチファイル(.bat)を紹介しました。
👉バッチファイルの作り方と使い方はこちら
ただ、実行するたびに手動でファイルをクリックするのは面倒ですよね。
✅「毎日決まった時間に自動で実行したい」
✅「PC起動時に自動でプログラムを動かしたい」
そんな悩みを解決してくれるのが、Windows標準の「タスクスケジューラー」です。
本記事では、初心者の方でも迷わず設定できるよう、画像付きでわかりやすく手順を解説します!
タスクスケジューラーとは?
▶Windowsに標準搭載された自動化ツール
タスクスケジューラー(Task Scheduler)とは、指定した時間や条件で、プログラムやスクリプトを自動で実行してくれるツールです。
たとえば…
- 毎日朝9時にバッチファイルを実行
- パソコン起動時にアプリを開く
- 特定の曜日にバックアップ処理を行う
タスクスケジューラーの設定手順(画像付きで解説)
それでは早速タスクスケジューラの設定してみましょう
ステップ1:タスクスケジューラーを起動する
まずはタスクスケジューラを探してみましょう!
- Windowsのスタートメニューを開く
- 「タスクスケジューラー」と入力して検索
- 結果からタスクスケジューラーを起動


ステップ2:新しいタスクを作成する
次にタスク(自動でやってほしいこと)をつくりましょう!
- 「タスクの作成」をクリック
- タスク名を入力(例:AUTODELETE)


名前の欄にタスク名を入れます。今回はAUTODELETEとします。

ステップ3:トリガー(実行条件)を設定する
次にいつタスクを実行するのか設定しましょう!
「毎日」「午前9時」など好きなタイミングを指定します。
まずトリガーのタブを選択します。

次に頻度、実行時刻を入力します。入力出来たらOK押します。


ステップ4:操作(実行内容)を設定する
次にどのようなタスクを実行してもらうのか設定しましょう!
「プログラムの開始」を選択し、プログラム/SCRIPTの欄に対象の.batファイルのパスを指定します。(例:C:\script\delete.bat)。



ステップ5:設定を確認して完了
すべての内容を確認して「完了」をクリックすれば設定は終了です。
実行時の画面
タスクスケジューラの設定が終わり、12:42になると以下の画面が出てきます

なんと自動でdelete.batが動き出し、コマンドプロンプトの画面が出てきました!
フォルダ名を確認した上でYを入れると削除されます!
実際の活用例(初心者でもできる!)
自動化内容 | 説明 |
---|---|
バッチで不要ファイルを毎日削除 | 毎朝定時に実行してフォルダを整理 |
メモ帳を毎日開いて日記を書く | 習慣化の第一歩に |
スタートアップ音楽再生 | 朝の気分UPに、好きな曲を自動再生 |
定期的なバックアップスクリプト | 週1でデータ保護も自動でOK |
よくある質問(FAQ)
Q1:PCの電源がオフでも実行されますか?
A:いいえ、実行されません。スリープやシャットダウン状態ではタスクは動きません。
「ログオン時」や「起動時」をトリガーに設定しましょう。
Q2:作成したタスクを編集・削除できますか?
A:はい、できます。タスクライブラリから対象タスクを右クリックして「編集」または「削除」を選びます。
まとめ|タスクスケジューラーで日々の手間をゼロに!
Windowsタスクスケジューラーを使えば、バッチファイルやアプリの自動実行が簡単にできます。
また、自動化する事で手作業がなくなりでべそさんのように必要だったファイルを消してしまうといったことも回避できます。
初心者の方も、まずは1つ自動化にチャレンジしましょう!
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