2025年12月8日月曜日

【保存版】暗記力が劇的に上がる記憶術3選+おまけ|脳科学で勉強効率を最大化する方法

【保存版】暗記力が劇的に上がる記憶術3選+おまけ|脳科学で勉強効率を最大化する方法

「覚えたはずなのにすぐ忘れてしまう…」そんな悩みを抱える受験生・学生、資格勉強中の社会人の皆さんへ。実は、暗記力を高めるためには、ただ「覚えよう」とするのではなく、脳の働きを理解し、その仕組みに沿って勉強することがカギです。今回は、脳科学に基づいた“本当に効く記憶術”をわかりやすく解説します!

自分の記憶力に悩んだ過去から学んだこと

学生時代、私は暗記が大の苦手でした。英単語や漢字を何度も書き取りしても、テスト当日にはほとんど忘れてしまう…。最も心が折れたのは、でべそさんとポケモン151匹を何匹言えるかの勝負で、30匹もの差をつけられたときです。どうしてこんなに忘れてしまうんだろう…と落ち込んでいました・・

でも、今振り返ってみると、「覚えられないのは努力が足りないから」ではなく、「脳の仕組みをうまく活用できていなかったから」だと気づきました。脳の特性に合った学習法を実践することで、暗記は誰でも伸ばせるスキルに変わるんです。その方法を脳科学に基づいて調査したので、今回はその成果をシェアします!

脳の記憶の仕組みをわかりやすく解説

まず、記憶がどのように脳に保存されるのか、簡単に見ていきましょう。

記憶は「短期記憶」と「長期記憶」に分かれる

1. 短期記憶

これは数秒から数分だけ保持される、一時的な記憶です。例えば、誰かに電話番号を教えてもらって、その場では覚えられるけれどすぐに忘れてしまうような記憶です。

2. 長期記憶

脳が「これは重要だ」と判断した情報だけが長期間保存されます。この記憶がしっかりと定着することで、試験勉強や資格試験で役立つ知識が身につきます。

長期記憶には2種類ある

1. 陳述記憶(言葉で説明できる記憶)

これには「意味記憶」と「エピソード記憶」が含まれます。意味記憶は知識そのもの、エピソード記憶は体験に基づく記憶です。

2. 非陳述記憶(体で覚える記憶)

自転車の乗り方やピアノの指使いのように、体を使って覚える記憶です。

試験勉強や資格勉強で重要なのは、意味記憶を効率よく長期記憶化することです。
ではどうしたら長期記憶となるのか?
次のセクションでは長期記憶になりやすい6つのポイントをまとめました。

短期記憶を長期記憶に変える「6つのポイント」

脳が短期記憶を長期記憶として定着させるためには、以下の6つのポイントが重要です。

1. 反復と復習

同じ情報を繰り返すことで、シナプス(神経細胞の接続)が強化され、脳が「これは重要」と判断しやすくなります。 学生時代、漢字や英単語を10回書き取りしたのがこれに当たります!
例:覚えたい英単語を「1時間後・寝る前・翌朝」の3回だけ唱えるだけでも定着率が大きく変わります。

2. 既存の知識と関連づける

新しい情報をすでに持っている知識と結びつけると、記憶ネットワークが広がり忘れにくくなります。
例えば、就活の一般常識で都道府県を覚えたい時、新潟はでべそさんの所だ!とか、山形はなぜか裏方が北海道旅行の帰りに寄って自主規制とか書かれてた道路標識があった所だな!とかなんでも結構です!自分の好きなものと関連付けらればよいです!

3. 感情を動かす

感情が動いた時、偏桃体が刺激され、脳が「重要」と判断して記憶が強化されます。
アニメで感動したり面白かった作品は記憶として残ったりしますが、これを応用すれば記憶に残りやすいです。

例えば、英単語を覚えていて「え、そんな意味だったの!?」など、大げさにリアクションするだけで情報が感情とセットで記憶されやすくなります。

4. 軽い有酸素運動

軽い運動は海馬の血流を増やし、記憶形成をサポートします。また海馬自体も大きくなるらしく効果があります!
例:10分のウォーキング中に今日覚えた内容を小声で確認するだけで、座っての勉強よりも定着が良くなります。

5. 質の高い睡眠

ノンレム睡眠の間に脳は情報を整理し、長期記憶として保存します。
例:寝る前に「今日覚えたことを3つだけ」復習すると、睡眠中の記憶定着が大幅に向上します。

6. ストレスを減らす

強いストレスはコルチゾールというをストレスホルモン増やし、海馬の働きを低下させたり海馬を委縮させます。リラックスした状態での学習が記憶力を高めます。
例:机を整える・深呼吸を3回する・スマホを裏返すだけでも、脳が落ち着き記憶効率がアップします。

暗記力が劇的に上がる記憶術3選

暗記力が劇的に上がる記憶術3選

1. 歩きながら声に出す「ウォーキング暗記法」

歩きながら覚えたい内容を口に出すと、頭と体が同時に動く「デュアルタスク状態」になり、脳が自然と覚醒します。ウォーキング中は海馬への血流が増えるため、記憶の定着力がアップします。座って勉強するよりも集中が続きやすいのが特徴です。

  • ペースはゆっくりでOK
  • 短いフレーズを繰り返し唱えると効果的
  • 人前が気になる場合はスマホに話すふりで自然に
  • 10〜20分を1セットにすると無理なく続く

2. 既存知識とつなげる「リンク法」

脳は単独の情報よりも、関連性のある情報を優先して記憶します。つまり、新しい知識を「すでに知っているもの」とつなげれば、記憶ネットワークが広がり、忘れにくくなります。

  • 歴史の年号を好きなアニメのシーンに置き換える
  • 英単語を語源・関連語・似た意味と結びつける
  • リンクを作るほど思い出すスピードが向上する

3. 情報に感情を添える「感情タグ付け暗記」

「意外!」「そんな意味だったの!?」など、情報にひとつ感情を添えるだけで、偏桃体が刺激され記憶が強くなります。感情が動くほど、ただの情報が“思い出せる記憶”に変わります。

  • 驚き・笑い・意外性を自分で演出する
  • 語呂合わせにストーリーを加えて感情を乗せる
  • 覚えられたら軽くガッツポーズで快感を紐づける

おまけ|『ドラゴン桜』にも登場!エアロビ×洋楽シャドーイング法

東大受験漫画『ドラゴン桜』でも紹介されていた、ちょっと異色な学習法がこの エアロビ×洋楽シャドーイング法です。
「机に向かわずに覚えられるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこれ、 脳科学的にはかなり理にかなったトレーニング方法なんです。

リズムに合わせて身体を動かすことで前頭前野が活性化し、集中力と注意力が上がります。 さらにシャドーイングで英語の音をそのまま口に出すことで、 「聞く → 意味 → 発声」の神経回路がまとめて鍛えられます。

また、軽い有酸素運動になるため海馬への血流も増加し、記憶の定着力がアップ。 つまり、 楽しむ(感情) × 動く(運動) × 聞く(聴覚) × 話す(発声) の4つを同時に刺激できる、脳にとって“黄金ルート”の学習法なのです。

実際にやる時のポイント3つ

  • ① ゆっくりめの洋楽を選ぶ
    Adele や Ed Sheeran のような落ち着いたテンポの曲が最適です。
  • ② 軽い足踏み・エアロビでOK
    振り付けを覚える必要はなく、「動きながら声を出す」が最重要。
  • ③ 間違えても気にしない
    完璧さよりもテンポと反復!ミスしても止まらず続けるのがコツです。

こんな変化が起きます

  • リズムとセットで単語やフレーズが思い出せる
  • 英語耳が育ち、リスニング力が自然に向上
  • 疲れにくく、集中が途切れにくい
  • 感情が乗るので記憶が長持ちする
  • 「覚えよう」と頑張らなくても覚えられるようになる

まとめ|今日から実践できる暗記力アップ法

この記事では、脳科学に基づいた暗記力アップのポイントと、実際に効果のある記憶術を紹介しました。 大切なのは、「ただ覚える」のではなく、脳の仕組みに沿った効率的な方法で学習することです。

長期記憶を作るには、以下の6つのポイントを意識すると効果的です:

  • 反復と復習で情報をシナプスに刻む
  • 既存の知識と関連付けてネットワークを広げる
  • 感情を動かして記憶を強化する
  • 軽い有酸素運動で海馬の血流を増やす
  • 質の高い睡眠で情報を整理・定着させる
  • ストレスを減らして脳をリラックス状態に保つ

また、暗記力を劇的に上げる実践テクニックとして紹介したのは、

  • ウォーキング暗記法:歩きながら声に出して覚えることで、脳と体の両方を活性化
  • リンク法:新しい情報を既存の知識や好きなものと結び付けて記憶
  • 感情タグ付け暗記:情報に驚きや笑いなど感情を絡めることで忘れにくくする

さらにおまけとして紹介した エアロビ×洋楽シャドーイング法 は、 運動・聴覚・発声・感情の4つを同時に刺激できる、脳にとって理想的な学習法です。 「楽しく覚えられる」「集中力が途切れにくい」という実感も得られやすく、机に向かうだけの学習が苦手な方にも最適です。

ポイントをまとめると:

  • 机に向かうだけが暗記法ではない
  • 身体を動かすことで脳が覚醒する
  • 声に出して聴覚と発声回路を同時に刺激する
  • 感情を絡めることで記憶の定着を強化する
  • 楽しむことで学習を継続しやすくなる

これらのポイントを意識して学習サイクルを回すことで、短期記憶が長期記憶に変わるスピードは劇的に上がります。 「覚えられない…」と悩む時間を減らし、楽しく効率的に知識を定着させることができます。 ぜひ今日から、この記事で紹介した方法を取り入れて、暗記力アップを実感してください!
次回、何か暗記する系の企画があったらこのテクニックを取り入れてみようと思います!!

2025年11月30日日曜日

やる気が出ないのは脳のせい!今日から動ける3つの実践ステップ

はじめに

皆さんはこんな経験ありませんか?

  • 「勉強しようと思ったのに、ついソシャゲで時間を浪費した…」
  • 「自己PRを書こうと思ったのにマリパで遊んで1日が終わった…」
  • 「ブログを書こうとしたのに、気づいたらアニメ道シリーズを一気見していた…」

※全て裏方の体験談です(笑)

学生・就活生・社会人の皆さん、一度は経験があるのではないでしょうか。
そのたびに「自分は意思が弱いのか…」と落ち込むこともあります。
でも安心してください。これは性格の問題ではなく、脳の仕組みが原因です。
脳は基本的に面倒くさがりで、現状維持を望む性質があります。
では、そんな脳をどうやってやる気にさせればいいのでしょうか?
そこで裏方が脳科学の本を読み漁り、その中から今日から誰でも実践できる3つの方法を厳選しました!

やる気が出ないのは脳の仕様?

脳には次の特徴があります。

  • 大きな変化を避け、現状維持を好む
  • 小さな変化は受け入れやすい
  • 動き出すと側坐核が刺激され、ドーパミンが分泌されてやる気が湧く

※側坐核(そくざかく):やる気や動機づけに関わる脳の部位
※ドーパミン:楽しい・嬉しいと感じるときに出る神経伝達物質

つまり、いきなり大きく変わろうとすると脳は拒否反応を示しやすいのです。
例えば、「参考書を1冊全部解く」「応募書類を一気に書き上げる」などはハードルが高くやる気が出にくいです。
ではどうやってハードルを下げれば良いのか? 次のセクションで3つ紹介します!

方法1:まず“10秒でできる行動”を決める

やりたいことがあるなら、それを達成するための「10秒でできる行動」を探して実行しましょう!

例えば、

  • 学生さん:問題集を1問だけ解く
  • 就活生:自己PRを1行だけ書く
  • 社会人:メールの件名だけ入力する
  • でべそさん:動画編集ソフトを開いて素材を読み込む

「本当にこれで効果あるの?」「間違った方法で時間を無駄にしたらどうしよう…」と足踏みしてしまう人もいるかもしれません。
ですが、考えるより、とりあえず動くことのほうが大切です。
動いてみて合わなければ、そこから別の方法を考えればいいだけ。
小さく動くだけでもドーパミンが出て、自然とやる気につながっていきます。

方法2:翌日のために前日に少しだけ作業をする

「問題集1冊やらなきゃ…」「応募書類、あと1週間で書かなきゃ!!」
こういった長丁場の作業はモチベーションが下がりがち。
そんな時におすすめなのが、前日に少しだけ進めておくことです。
これには2つの理由があります。

  • ① 未知のものが既知になり、取り組みやすくなる
  • ② 睡眠中に記憶が整理され、新しいアイデアが生まれる

まず①について、前日に少しでも触れておくと、翌日は脳が「これは知っている作業」と判断し、取り組みやすくなります。
例えば学生さんなら「レポートを1段落だけやっておく」、就活生なら「ESを2行だけ書いて保存しておく」でも十分!
既知のものは脳が拒否しづらいため、やる気が出やすくなります。

次に②について、レポートや企画書など「アイデアが必要な作業」ほど効果的です。
睡眠中、脳は記憶を整理しますが、その際に記憶同士が結びつくことで新しいアイデアが生まれることがあります。
以前、でべそさんも「動画編集は一晩寝かせることがある」と話していました。
意識していないかもしれませんが、寝ることでアイデアが閃き、面白い動画が生まれているのかもしれませんね!
裏方もブログや動画は必ず睡眠を挟んでから作っています!
「睡眠不足でよく眠れない…」という方は、前回の記事で睡眠改善の方法を書いているので参考にしてください。
リンクはこちら

方法3:それでも気乗りしないなら体を動かしてテンションを上げる

方法1・2を試しても気乗りしない時もあります。
そんな時は、とりあえず体を動かすのがおすすめです。

「え、ここにきて根性論?」と思うかもしれませんが、実は理にかなっています。
体を少し動かすだけでもドーパミンが出て、やる気が自然と出るからです。

運動といっても難しくありません。階段の上り下り、背伸び、ストレッチなど簡単なものでOK!
運動以外ならコーヒーを飲むのも良いそうです。

また、テンションが上がると物事をポジティブに捉えやすくなります。
これは心理学で気分一致効果と呼ばれています。
ポジティブな気分だと物事の良い側面が見え、やる気につながりやすく、逆にネガティブだと悪い側面ばかり見えるためやる気が下がります。
どうせ取り組むなら、軽く体を動かして気分を上げてから取り組んだ方がスムーズに進みます。

まとめ:やる気は“動いた後”に湧く

やる気が出ないのは「精神が弱いから」ではなく、脳の仕様だということ。
今回紹介したやる気が出る方法は以下の3つです。

  • 方法1:10秒でできる小さな行動
  • 方法2:翌日のために前日に少しだけ作業をしておく
  • 方法3:気乗りしないなら体を動かしてテンションを上げる

これらに共通するのは、小さなことでもいいから、とにかく動く!ということです。
小さな一歩を踏み出せば、おのずとその後の行動も続けやすくなります。
今回は裏方の独断と偏見で3つに絞って紹介しましたが、他にも方法はあります。
まずは試してみて、うまくいかなかったら違う方法に変えればOK!
それでは次の記事でお会いしましょう!!