2025年12月22日月曜日

ロジカルシンキングを日常に取り入れていくためのアドバイス

ロジカルシンキング初心者ガイド:思考を整理し、問題解決力を高めるためのステップ

★はじめに

まずはイメージを高めるため導入の漫画をご覧ください!


 

何かを決めるとき、皆さんはどんな方法で決定していますか?

  • 気分で決めた
  • なんとなく決めた
  • 勘で決めた
その決断に自信を持てていますか?

先ほどの漫画の男性のように「なんとなく思いつきで言ったこと」に後悔することはありませんか? そんな時に役立つのがロジカルシンキング(論理的思考)です。 本記事では、論理的に思考を進めるための基本と、日常に役立つ使い方を解説します。

あなたはこんな悩みを感じていませんか?

  • どうしても「なんとなく」で決めてしまい、後から後悔する
  • 複雑な問題に直面すると、どこから手をつければ良いかわからない
  • 意思決定をするとき、理論的に説明できる自信がない

もしこれらの悩みを感じているのであれば、ロジカルシンキングを学ぶことで解決できます! ロジカルシンキングは、思考を整理し、問題解決能力や意思決定力を高めるために非常に有効です。

★ロジカルシンキング(論理的思考)とは?

ロジカルシンキング(論理的思考)とは、物事を考えるときに「どうしてそうなるのか?」という理由をしっかりと考えながら、順番を追って結論に至る方法です。 簡単に言うと、「自分がどんな目的を達成したいのか」をはっきりさせ、そのために必要な情報やデータを集め、理由を一つ一つ確認していくことです。

例えば、仕事や日常生活で困った時に、ただ「なんとなく」や「勘で」決めるのではなく、しっかりと理由を考えてから決断する。 これがロジカルシンキングを使うことで、もっと自信を持って行動できるようになるということです。

★ロジカルシンキングの必要性

① 全体像がつかめる

ロジカルシンキングを使うと、物事を順番に整理して考えることができ、 「結局、何が一番大事なのか」をはっきりと認識できます。

例えば、忙しさを感じるとき、ただ「忙しい」と感じるだけでは、何を優先すべきかわかりません。 そこで業務を「会議」「資料作成」「メール対応」などに分けて考えます。 これにより、問題の本質を明確にし、効率的に対応することが可能になります。

② 体系的に整理できる

ロジカルシンキングでは、問題を大きく捉えるのではなく、 要素ごとに分解して考えることが大切です。 この方法を使うと、複雑な問題も一つ一つ整理でき、原因を見つけやすくなります。

例えば、「〇-Channelの登録者数を増やしたい」という目標に対して、 「再生回数」「満足度」「登録率」など、要素ごとに分けて改善点を整理します。 これにより、どこを改善すべきかが一目瞭然になります。

③ 説得力がアップする

ロジカルシンキングを活用すると、結論だけでなく、その理由も一緒に説明できるようになります。 これにより、相手に納得してもらいやすくなり、説得力が高まります。 単に「こうすべきだ」と言うだけではなく、なぜその結論に至ったのかを論理的に説明することで、 相手に理解されやすく、納得を得ることができます。

例えば、A社の就活面接で「なぜこの企業を志望するのか?」と質問されたとしましょう。 もし、「A社がいいからです」とだけ答えてしまった場合、相手は「なぜそう思ったのか?」と疑問に感じるでしょう。 しかし、ロジカルシンキングを使って理由を明確に説明すると、説得力が高まります。

具体例として、次のように説明すると効果的です:

例: 「御社が提供するサービスは、他社と比べて差別化されており、今後の市場でもニーズが高まると予測しています。 また、御社が常に新しい挑戦を続けている姿勢に共感し、私もその中で成長し、貢献できると考えています。 このような理由から、私は御社で働きたいと強く感じております。」

このように、理由を具体的に述べることで、単なる「好きだから」といった感情的な答えではなく、 論理的に納得感のある答えを提供することができます。 結果として、相手に対する説得力が大いに高まり、面接官も「この人は深く考えている」と感じることでしょう。

★ロジカルシンキングのやり方

ロジカルシンキングを活用して意思決定を行う際の5つのステップをご紹介します。 これらのステップを実践することで、思考を整理し、スムーズに問題を解決できるようになります。

①目的
②代替案
③整理
④評価
⑤行動

① 目的を明確にする

最初に「結局どうしたいのか?」をハッキリさせます。目的が曖昧だと、考えが途中でブレてしまい、無駄な時間や労力がかかります。 例えば、「ダイエットしたい」ではなく、「1ヶ月で体重を2kg減らす」という具体的な目的にすることで、次のステップが明確になります。

② 代替案を出す

目的を達成するための方法をできるだけ多く出します。この段階では「現実的かどうか」を気にせず、アイデアを数多く出すことが重要です。 例えば、「毎日ウォーキング」「間食を減らす」「夜9時以降食べない」など、できるだけ多くの方法をリストアップします。 代替案を出す方法として主にブレインストーミングという手法が用いられます。

③ 案を整理する

出した案をカテゴリごとに整理します。ロジックツリーなどのツールを使うことで、思考の構造を視覚化し、整理がしやすくなります。 例えば、「食事制限」と「運動」のカテゴリに分け、それぞれの案を枝分かれさせて、どれが優先すべきかを明確にします。

④ 案を評価する

整理した案を効果や実現しやすさの視点で評価します。この段階で、最も実行可能な案を選びます。 例えば、「間食を減らす」はすぐに実行でき、効果も高いので高評価、「ジムに通う」は時間がかかるため中評価にします。 なお、評価する方法には定量的な基準(予算、時間など数字で判断できるもの)、定性的な基準(満足度、話題性など数字で判断できないもの)で評価します。

⑤ 行動に落とし込む

評価した案を具体的な行動に変換し、「いつ」「どこで」「何をするか」まで決めて実行します。 例えば、「平日は毎晩8時に30分ウォーキング」「夜9時以降は食べない」というように、行動計画を具体的に設定します。

★ロジカルシンキングの具体例

前のセクションの①~⑤を使ってロジカルシンキングの具体例を使って説明していきます!!

就活生の場合(志望動機をロジカルに考える)

就活で多くの人が悩むのが「志望動機をどう論理的に伝えるか」です。
ここでは、面接で使える志望動機をロジカルシンキングの5ステップで組み立てていきます。

① 目的を明確にする

目的:面接官に「なぜこの会社なのか」が論理的に伝わる志望動機を作る

目的が曖昧だと、どの会社にも当てはまる内容や、想いだけで根拠が弱い志望動機になってしまいます。

② 代替案を出す(志望動機の材料出し)

次に、志望動機に使えそうな要素を判断せずに書き出します。

  • 提供するサービスが他社と差別化されている
  • 少子高齢化により、今後ニーズが拡大する市場である
  • 常に新しい商品を出している
  • 挑戦し続ける企業風土がある
  • 社会課題の解決に貢献している
  • 中長期的なビジョンが明確である
  • 自分は挑戦することが好き
  • 挑戦を通じて成長したい
  • 社会に価値を提供する仕事がしたい
  • 長期的に成長できる環境で働きたい

③ 案を整理する(ロジックツリー活用)

出した要素を「企業視点」と「自分視点」にグループ分けして整理します。

志望動機の検討

志望動機
├─ 企業の魅力
│ ├─ サービスが他社と差別化されている
│ ├─ 少子高齢化で今後ニーズが拡大
│ ├─ 社会課題の解決に貢献している
│ ├─ 新しい商品を出し続けている
│ └─ 中長期的なビジョンが明確である
└─ 自分との接点
 ├─ 挑戦することが好き
 ├─ 社会に価値を提供する仕事がしたい
 ├─ 挑戦を通じて成長したい
 └─ 長期的に成長できる環境で働きたい

このように整理することで、「企業の特徴」と「自分の価値観」が自然につながります。

④ 案を評価する

  • 市場ニーズが拡大している → 将来性があり説得力が高い
  • 新しい商品を出し続けている → 企業の挑戦姿勢が明確
  • 挑戦・成長意欲 → 企業文化との一致を示せる

「企業の成長性 × 自分の価値観」を軸にすることを最優先と判断します。

⑤ 行動に落とし込む(志望動機として完成)

面接での志望動機(完成例)

志望動機の検討

御社が提供するサービスは他社との差別化がされており、少子高齢化が進む今後の市場においてもニーズがさらに高まると感じました。
また、常に新しい商品を生み出し挑戦し続ける姿勢に強く魅力を感じています。
私自身、挑戦することが好きで、新しい環境の中で成長していきたいと考えております。
御社の挑戦的な環境の中で成長し、事業の発展に貢献していきたいと考え、志望いたしました。

◎ ポイントまとめ

  • 思いつきで志望動機を作らない
  • 「企業の強み」と「自分の価値観」を分解して整理する
  • ロジカルに組み立てることで説得力が大きく向上する

ロジカルシンキングを使えば、志望動機は「センス」ではなく 再現性のある技術になります。

まとめ

ロジカルシンキングは、物事を論理的に考え、筋道を立てて結論を導き出す方法です。最初に目的を明確にし、その目的を達成するための多くのアイデアを出します。その後、アイデアを整理し、実行可能な案を選び、具体的な行動に落とし込むことが大切です。これを繰り返すことで、日々の問題解決や意思決定をより効率的かつ自信を持って行えるようになります。

このプロセスを実践することで、目の前の問題に対して感情や直感に流されず、論理的に解決策を見つけられるようになります。また、状況に応じて適切な方法を選択できる力が養われるため、ビジネスや日常生活での問題解決能力が向上します。ロジカルシンキングは単なる技術ではなく、考え方そのものを鍛えるため、実践することで自然に身についていきます。

最初は小さな問題からロジカルシンキングを試してみて、徐々に大きな課題に対しても適用できるようになっていきましょう。目の前の問題を「なんとなく」で決めるのではなく、理論的に整理して選択肢を評価し、最適な方法を選ぶ力を身につけることができるはずです。この思考法を習得することで、より合理的な判断ができるようになり、周囲からの信頼も得やすくなります。

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